はじめに|ワイヤレスイヤホンは「防災グッズ」にもなる⁉
防災グッズと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、非常食や懐中電灯、防寒シートかもしれません。しかし、実はワイヤレスイヤホンも、防災・キャンプのシーンで活躍するアイテムのひとつです。
• 災害時の情報収集に
• 周囲の騒音を遮断して睡眠・集中に
• キャンプ中の安全な音楽鑑賞に
• ハンズフリー通話で両手を空けておける
など、実用性は抜群。この記事では、防災士の視点から「防災・キャンプ向けのワイヤレスイヤホン10選」とその選び方・注意点を解説します。
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防災・キャンプ向けワイヤレスイヤホンの選び方5つのポイント
① 長時間バッテリー
災害時には電源確保が難しくなるため、10時間以上再生可能なモデルがおすすめ。充電が少なくても安心して使えます。
② IPX4以上の防水性能
突然の雨や汗に対応できる防水・防塵機能は必須。キャンプ中のアクシデントにも備えられます。
③ 周囲の音を取り込む「外音取り込み」機能
音楽を聴いていても、周囲の音(救急車・人の声など)を聞けるモードがあると、安全性が大きく向上します。
④ マルチポイント対応
スマホとラジオなど、複数のデバイスと接続可能な「マルチポイント対応」なら、情報収集にも役立ちます。
⑤ コンパクト&収納性
非常用持ち出し袋にも入る、ケース付きで軽量なモデルがベスト。
防災・キャンプに最適!ワイヤレスイヤホン10選【2025年最新版】
- 【Anker Soundcore Liberty 4 NC】ノイズキャンセリング&外音取り込み両立
• 価格:約12,000円
• 特徴:ノイキャン性能とバッテリー(最大50時間)に優れ、防水IPX4
• おすすめ:長期避難や車中泊にも最適
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- 【JBL Wave Beam】高コスパモデル&IP54防水
• 価格:約6,500円
• 特徴:音質とバッテリー(最大32時間)に加え、防塵防水性能
• おすすめ:初心者や非常用に常備したいモデル
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- 【SONY LinkBuds】ながら聴きに特化|地震速報もキャッチ
• 価格:約20,000円
• 特徴:耳をふさがない構造で外音取り込みに特化
• おすすめ:災害時に周囲の音を聞き逃したくない方
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- 【SHOKZ OpenRun】骨伝導モデル|耳をふさがない安心感
• 価格:約16,000円
• 特徴:骨伝導で外の音もバッチリ聞こえる+IP67防水
• おすすめ:ランニングやキャンプでの使用に
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- 【Anker Soundcore P40i】1万円以下でハイコスパ
• 価格:約8,000円
• 特徴:外音取り込み、ノイキャン、防水対応、最大60時間
• おすすめ:コスパ重視で防災グッズに1台
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- 【Apple AirPods Pro(第2世代)】iPhoneユーザー必須
• 価格:約38,000円
• 特徴:空間オーディオ&風切り音低減、優れた外音取り込み
• おすすめ:iPhone+Apple Watchと連携して通知確認も
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- 【Jabra Elite 4 Active】スポーツ向けの防災イヤホン
• 価格:約12,000円
• 特徴:防水IP57、落ちにくいフィット感
• おすすめ:避難時や移動中にも安定して使える
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- 【BOSE QuietComfort Earbuds II】極上のノイキャン
• 価格:約38,000円
• 特徴:圧倒的ノイズキャンセリング性能
• おすすめ:避難所での睡眠時など「静寂」を確保したい時
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- 【Nothing Ear(a)】スタイリッシュ×IP54
• 価格:約13,000円
• 特徴:透明ケースがおしゃれ、機能も高性能
• おすすめ:見た目も機能も妥協したくない方へ
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- 【MPOW M30】予備に最適な格安モデル
• 価格:約3,000円
• 特徴:IPX7防水、通話マイクあり
• おすすめ:車中泊や防災リュックに常備したい
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災害時にワイヤレスイヤホンを使うときの注意点
1. 音量は控えめに
→緊急時のサイレンや呼びかけを聞き逃さないように
2. フル充電状態で持ち出す
→停電時はモバイルバッテリーで対応できるよう準備
3. Bluetooth通信エリアを確認
→山間部や災害時は通信が不安定になる場合も
4. スマホとセットで準備する
→ラジオアプリや防災通知アプリと連携して使用可
まとめ|耳から「命を守る」準備を
防災において「聴覚」は非常に重要な感覚です。情報収集、周囲の確認、ストレス緩和など、ワイヤレスイヤホンはその役割を多岐にわたって担ってくれます。
もちろん、音楽を楽しむだけでなく、災害時に命を守る情報端末としても活用できることを忘れずに。キャンプや日常から使い慣れておくことが、いざというときの安心にもつながります。
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防災士のひとこと|「ワイヤレスイヤホンは新しい防災スタイルの一部」
「耳を塞がない」「長持ち」「情報収集できる」そんな特徴を持ったイヤホンが、これからの防災には欠かせません。ぜひ、この記事で紹介したモデルを参考に、ご自身に合った1台を選んでみてください。
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